県営住宅や市営住宅に入居するための裏ワザはありますか?
インターネットなどの噂では、議員や市役所のコネがあると当選しやすいという話がありますが、コネで当選するというのは難しいかと思われます。
ほとんどの市町村では公開抽選を行っています。その場で発表されるため、不正は難しいでしょう。
しかし、当選の確率が上がる方法はあります。
まずは応募倍率に注目してみましょう。
神奈川県営住宅の場合(27年11月現在)、一般世帯向の新築が応募倍率6.5倍ですが、改良住宅では1.7倍と応募者数に開きがあります。当然ながら応募者数の少ない物件の方が当選確率が上がります。
もう1つは優遇制度です。高齢者や身体障害者などを対象とした優遇制度の他に、一般の方にも適応される「落選優遇(過去5年以上連続して落選)」「地元優遇」などがあります。市町村によって条件が変わりますので、募集しおりや、役所の窓口でご確認ください。(お問い合わせ先一覧)
【注意】
一部の自治体で、市職員を装った者が訪問し、「市営住宅に空きがあるので、保証金を入金して手続きをすれば入居できます。」などと説明し、金品をだましとるといった事例が発生しています。
住宅管理課職員や市営住宅管理センターの従業員が訪問などにより直接入居のあっせんをすることはありませんのでご注意ください。