市営住宅の修繕は誰が負担するのですか?
市営住宅の修理には、入居者の負担と市の負担があります。通常、建物の主要部分の修理や設備器具の老朽化を除き、大半は入居者の負担となります。
入居者負担となるのは、主に部屋の内装の修繕や家具の修理などです。つまり、入居者が直接使用する部分や責任範囲内の修理が該当します。一方、建物の構造や屋根、外壁などの大規模な修繕や共用設備の修理など、入居者の責任範囲外の部分は、市や管理組合などが負担する場合が一般的です。
具体的な負担の割合や対象は、自治体や管理組合の方針や条件によって異なります。退去時に余計な費用負担を負わないためにも、入居前など、できる限り早い段階で原状回復の範囲を確認しておきましょう。