住宅扶助費
生活保護制度で定められている生活保護の8種類のうちの一つ。困窮のために最低限度の生活を維持することのできない方に対して、家賃、間代、地代等や、補修費等住宅維持費を給付するもので、下記が基準額となっています。

出典:厚生労働省「住宅扶助について」
なお、自治体ごとに特別基準額が定められており、家賃、間代、地代等の費用が上記金額を超える場合は、各自治体が定める金額が上限額となります。
住宅扶助の対象範囲
住宅扶助に含まれているのは、月々の家賃のみならず、敷金や礼金、契約更新料や住居維持費等も対象となります。このほか、引越し費用や仲介手数料・火災保険料なども補助の対象になる場合もあります。
いっぽう、管理費や共益費、水道光熱費等の費用は住宅扶助の対象外となるため、生活扶助で給付されたお金の中から自身で捻出する必要があります。